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トラノマキが出来る事は・・・

このたびの東日本大震災 心からお見舞い申し上げます。


十年一日のこの田舎町も3月11日の大地震で一変しました。

停電を心配し 懐中電灯の単一電池はすぐに売り切れました。
どうやら 都内では購入できない為 地方から首都圏へ
送っていたのも原因の一つらしいです。

私の叔母家族は 仙台の若林区に住んでいます。
若林区荒浜が津波の被害と聞いて もしや・・・近い・・・

「大丈夫ですか?」とメール送信。
9日の地震の時は即返信が来たのに・・・ 
今回はケイタイ電話も家の電話もつながりません。
どんどん不安が大きくなります。

被災地への電話は自粛してください と言われても 今度ばかりは
とてもムリでした。

かの地の親戚縁者を心配しない人などいませんもの。

被災しなかった私は テレビ・ラジオ・メールなどで
情報を得られますが 当事者は何がどうしたのかさえ
分からないのですから。

被災されて以来 昨夕 何とか無事に自宅に戻れた叔母は

「波がすぐ足元まで来てたのよ」
「テレビで見て 初めて自分達に起こった事が理解できた。」
「自分達は 助かったけれど 知り合いが・・・」

それを聞いた私は 叔母が無事でいたことを手放しで喜べず
言葉もありませんでした。

幸いにして 被災しなかった者は まず自分の与えられた本分を
全うすることかと考えます。

人はいろいろな分野で仕事をし 社会貢献しているのですから
そのどの分野が欠けても 世の中機能しないと思います。

   パワーを与えられる人 そのパワーの一部を分けてもらう人。
   パワーを分けてもらった人が また違う人に分ける。
   パワーの伝播です。

トラノマキは 山から切り出した木材をせっせと薪にすること。
その薪を 薪棚に綺麗に並べ 出番までしっかり管理すること。

この薪作りの作業でも 
   トラックに燃料を補給する
   そのトラックを運転し丸太を運ぶ人
   木材を伐採する人
   それを 長さに玉切りする人
   それを積みやすく揃える人   
   丸太の検地をする人
   チェーンソーの目立てをする人
思いついただけでも これだけの人が動きます。
どの人がいなくても 作業が滞ります。
     
どの分野部門も押しなべて同じように動いていて
そのうねりが 大きな一つの力になるのだと思います。
まずは自分の仕事をしっかりこなす事から始まると思います。

叔母の声を聞き ようやく 明るさを取り戻したトラノマキです。

今日一日はたらけた事に感謝し 明日の仕事に備え
さあて カロリー控えめな夕食の用意でもするとします。

# by hmuto3 | 2011-03-16 17:17

初雪掻き

やぶ入りの昨日は 雪はあったものの 比較的静かな
良い日でした。

たいがい 暮に一度や二度は大雪になるのに 今シーズンは
冷え込みはきついけれど 七草過ぎても雪は降らず。

「こんなで いいのかなあ・・・でも坂道が多いから 
雪がないほうが有難いな・・・」

でも とうとう冬将軍がやってきました。
新聞の配達された音を確認し 外に出て
「これは大変。今日こそ本格的に雪掻きだ。
いつもより速く行動し 作業能率を考え 段取り良く
動かなければ・・・・」

神棚にお水を上げ 手を合わせ 本日の安全をお願いし
重機やフォークリフトの暖気運転をし
薪ストーブに火を入れ 準備万端。

工場内を約一時間かけ 丁寧に雪掻きしました。

やはり 雪掻きは大変な作業ですが これがないと
「冬が来た!」 と言う 実感がありません。

山になった雪をみながら 薪ストーブの前で暖かな紅茶を頂く。

この「おまけ」があるので 手が冷たくなっても ガンバレるのです。

そう言いながら 明日天気にな~れ・・・なんですけれどね。

   

# by hmuto3 | 2011-01-17 18:16

還暦クラス会

先月のことです。

中学を卒業してから 45年が過ぎ おおかたの級友が
還暦を迎えたのを記念し クラス会が開催されました。

担任の先生は 昨年 喜寿を迎えられたそうですが
髪は黒々で 今となっては どちらが先生かと
見紛うほどの人もいました。

既に 早期退職し 第二の仕事場に移った友もいました。

勿論 現役バリバリで 仕事に向かっている友も多く居て
永い間の苦労や悩みも聴くことが出来 有意義な集まりでした。

懐かしい顔に会い 昔話に花が咲き アッと言う間にお披露喜の
時間になってしまいました。

「名残惜しい・・・」
「次の幹事を決めよう・・・」
「次回はいつにするのか?」

あちらでも こちらでも 賑やかに言葉が飛び交っていました。

記念写真に納まった顔は 大波小波に大津波もあったでしょうに
みんな「いい笑顔」です。

また 会いましょうね!

タイムカプセルに乗り 中学生時代にタイムスリップ!   

# by hmuto3 | 2010-12-09 19:32

薪ストーブを焚き始めました

つい2週間ほど前は 県北の地でも 暑くて半袖の生活でした。

このまま秋も冬も来ないかも知れない・・・
   (そんな事はないのですが そう思うほどの暑さでした)  

この暑さも お彼岸を過ぎる頃から 朝晩の気温が一気に下がりました。

暑さに身体が慣れていた為 気温が10度以上も下がると
早朝は寒く 吐く息は白いです。

寒いと 肩をすくめる為 肩凝りになります。
眉間にもシワが寄ります。

これはあまり宜しくないので 薪ソムリエは時期尚早かと思いましたが
 「薪ストーブの試運転」してみました。

シーズン終了後 この日の為に 風が通り お日様のたくさん当たる
「玉座」に置いておいた薪を使ってみました。

それは 見事な炎でした! ほっこり暖かい!
    薪ストーブのこの暖かさは 天下一品です!

薪ストーブの威力を再確認した日でした。

試運転のつもりでしたが もう毎朝 火を入れてます。 

ゆらめく炎を見て しあわせな気分になり 笑顔になっています。

勿論 肩凝り知らずです。

ハイテクの時代で 暖を取るのに 電気・ガス・石油と 便利になり
何も今更 ローテクの「薪」で・・・と言われそうですが
一度 この薪の暖かさを体感してみると 違いが判るのです。

    分けて上げたい この しあわせを!

 

# by hmuto3 | 2010-10-02 20:29

カブトムシ

当方の土場には、 オガコや薪の材料にすべく
コナラ、サクラ、カエデなど数多くの広葉樹の丸太をストックしてあります。

蜂や玉虫たちにはもとても良い環境なのでしょう。
餌を求め 次々とやって来ます。 

鳥たちもやってきます。

お気に入りの餌を口にした鳥たちは 気持ち良さそうに グルンと
土場を一回りし 青空高く飛んでいきます。

毎年 7月中頃を過ぎると
腐葉土の中から カブトムシがゴロゴロモゾモゾ出て来ます。

こんなに大きくなりました。
カブトムシ_b0138547_154114.jpg

# by hmuto3 | 2010-08-21 15:23